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私たちは知らないうちに誰かと繋がっている【木曜日にはココアを】

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こんにちは、けんたです。

 

このブログでは

話題の本やおすすめの本を

ご紹介しています。

 

今回ご紹介する本は、

【木曜日にはココアを 青山美智子 宝島社】

です。

 

12の物語が繋がって1つの物語になる

そんな1冊です。

 

短編小説のように12の物語が

収録されていますが

少しづつ繋がっていき

最後まで読むと1つの物語になっています。

 

基本は短編小説のように読めるので

時間のない時にも少しずつ読めます。

(ただ、先が気になって

私は一気読みしました(笑))

 

テンポよく読むことができ

とても心温まる物語です。

 

 

 

著者・本の紹介

 

著者…青山 美智子さん

 

大学卒業後、

シドニー日経新聞社で記者として勤務。

第28回パレットノベル大賞佳作受賞。

 

 

今作は、

宮崎本大賞受賞

 

 

 

物語のはじまり

 

 

僕は川沿いにある喫茶店(マーブル・カフェ)

で働いている。

 

僕はあるお客さんに恋をしている。

 

そのお客さんは

毎週木曜日になると訪れ

窓際のお気に入りの席に座り

エアメールを書いている。

 

注文は決まってホットココアだ。

 

だから僕はそのお客さんを

ココアさんと呼んでいる。

 

今日はココアさんが来る木曜日…

 

 

…………………………………………………………………

 

そこから物語は

家族を養うキャリアウーマン、

新人の幼稚園の先生、

サンドイッチ屋を開いたオーストラリア人、

などへと繋がり、

最後はひとりの命を救う。

 

そんな

心がほどける物語。

 

 

 

こんな人におすすめ!

 

一番のおすすめポイントは、

短編小説なので読みやすいこと。

 

ただの短編小説ではなく、

前のお話の登場人物が次のお話へと

繋がっていくスタイルなので、

1つひとつの小さな物語と

1冊の大きな物語の両方が楽しめます。

 

そして

1章が約20ページくらいで完結する

テンポの良さもポイントです。

 

テンポよく物語が繋がっていくので、

私は一気読みしてしまいました!

 

とても読みやすいので

読書が苦手な方にもおすすめです!

 

人と物語が次々と繋がっていき

最後には…

 

続きは読んでからのお楽しみです。

 

 

 

 

 

 

 

 

キーワード・テーマ

 

私が読んで感じたことは、

『わたしたちは、知らないうちに

誰かと繋がっている』

 

キーワードやテーマとしては、

『繋がり』だと思います。

 

そして

物語が

次々と繋がっていき、読み終わると

私もどこかで誰かと繋がっているのかもしれない

と物思いにふけってしまいました。

 

人が繋がり

物語が繋がり

東京とシドニーが繋がり

小さな出来事が繋がって

最後はひとりの命を救う。

 

心がほどけて温まる

そんな1冊です。

 

 

 

まとめ

 

この本は

2017年に発売されていますが

今なお話題になっています。

 

読書が苦手な方から

読書慣れした方まで

幅広い方に読みやすい1冊だと思います。

 

ぜひ、読んでみてください!

 

 

 

 

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P.S  本日のお供

 

本に合うお供をご紹介している

このコーナー。

 

今回のお供は

本のタイトルにあるように

ココアをセレクトしました!

 

個人的な好みですが

ココアはバンホーテンが1番です!

(異論は認めます。)

 

夏はアイスでも美味しいですが

せっかくなので

ホットでお召し上がりください。

 

「お熱いので、お気をつけください。」

 

 

 

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